原鉄道模型博物館とはABOUT THE HARA MODEL RAILWAY MUSEUM

創設者 原信太郎について

原鉄道模型博物館の創設者 原信太郎の経歴をご紹介します。

創設者 原信太郎プロフィール

創設者  原信太郎について創設者  原信太郎について

原信太郎(はら・のぶたろう)略歴
1919年、東京生まれ。幼少時より鉄道を愛し、鉄道に乗り、撮影し、一番切符を集め、小学6年生から本格的な模型製作を始める。海外の鉄道について知りたく、小学生の時から英語を学び、中学・高校でドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語を習得。大学入学前にはロシア語も習得した。

鉄道技術を学ぶために東京工業大学工学部機械工学科に入学。

第二次大戦後、コクヨ株式会社で開発技術担当。在職中、世界初の立体自動倉庫やオフィス家具自動一貫製造ラインなどを開発し、300以上の技術特許を個人で請願・維持。退職後、若手研究者の海外論文発表のための助成をする、財団法人原総合知的通信システム基金設立。

また、戦後は海外に積極的に渡航し、各国の鉄道車両を模型化。所蔵模型数約6000両。これまで訪れた国、延べ約380ヶ国。撮影したスチール約10万枚。ムービーフィルム16mm、8mm、VTR合計約440時間。鉄道書籍・関連コレクション多数。その他、アンティーク模型や世界の鉄道プレートやマスコンなどの鉄道実物部品などの稀少なコレクション多数。

原信太郎の模型は、通常の模型と異なり、鉄のレールと鉄の車輪を用い、架線から電気を集める。また、揺れ枕やスパーギア、コアレスモーターなどを用いて惰力走行を実現したが、それぞれ、本物の鉄道の技術を深く理解して成立したものである。
2012年には、横浜市に「原鉄道模型博物館」開館。世界各国の鉄道模型が本物と同じように惰力の走行音を発して走行していることで知られている。

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●映像出典
「シャングリ・ラの夢 原信太郎が描き続ける理想郷」
DVD豪華版6,600円(税込) 通常版3,300円(税込) 発売中
発売・販売元:TCエンタテインメント
(C)ウィル・ドゥ